Shiraz @ Oxford Cowley Road
2009年 08月 25日
リゾート地として求められる資質は何だろうか。
今まで、あちこちのリゾート地(必ずしも著名リゾート地という意味でなく、自分がくつろげる場所という意味)に行ってきた中で、自分なりの感覚はある。リゾートビジネスというのも面白そうだと思い、将来関われたらとも思う。
Language Centreの友人たちと、Oxfordの東端、Cowley Road沿いにあるレバノン料理店のShirazへ。一週間に一度くらい各国料理の店に行く恒例行事の一環。イスラム教徒でリビア人Mの企画だ。 メニューを見る。
アルコールの置いていない店なのだろうと覚悟はしていたが、やはりアルコールのない店だった。このことは、多くの人が予想していたのだろうか、普段は15人中10人以上が参加するのに、この回だけは参加者8人とこれまでにない少数。 注文しようにも、料理の多くが羊肉料理で調理法は不明、飲み物くらい(アルコールが無いとはいえ)自分で選ぼうとしていた日本人Sの「ガス入りの水」という声も、リビア人Mの「水!」の声にかき消されてしまった。 ぼくは羊肉が好きな方で、日本にいた時から良く食べていたのだが、それはワインを飲みながらだったからなんだね。そのことがよく分かった。
Mが、「リビアは、きれいなビーチもあるし、ローマ時代の遺跡もあって、自然・文化のいずれも極上なのに、どうして観光客が多く来ないんだろう?」と言ってきた。
リビア政府によるパンナム機爆破事件(1988年、UKのスコットランド上空で爆破墜落。乗員16名、乗客243名全員と、巻き添えになった住民11名の計270名が死亡した。)が頭をよぎり、「これが一因では?」と言おうかとも思ったが、リビア大好きMの前では刺激的過ぎよう。まあ、カダフィも謝罪したことだし、と思って、そこは流した。
私:「リビアでビールは飲めるのかな?」
M:「飲めないよ。」
私:「イスラム教徒でないぼくも?」
M:「ああ。」
「自分の考えと相容れないものに対して寛容でないと、リゾートとして発展はできないよ。」とは、とても言えなかった。
Shiraz 2009年8月13日19時ころ~訪問
今まで、あちこちのリゾート地(必ずしも著名リゾート地という意味でなく、自分がくつろげる場所という意味)に行ってきた中で、自分なりの感覚はある。リゾートビジネスというのも面白そうだと思い、将来関われたらとも思う。
Language Centreの友人たちと、Oxfordの東端、Cowley Road沿いにあるレバノン料理店のShirazへ。一週間に一度くらい各国料理の店に行く恒例行事の一環。イスラム教徒でリビア人Mの企画だ。
アルコールの置いていない店なのだろうと覚悟はしていたが、やはりアルコールのない店だった。このことは、多くの人が予想していたのだろうか、普段は15人中10人以上が参加するのに、この回だけは参加者8人とこれまでにない少数。
Mが、「リビアは、きれいなビーチもあるし、ローマ時代の遺跡もあって、自然・文化のいずれも極上なのに、どうして観光客が多く来ないんだろう?」と言ってきた。
リビア政府によるパンナム機爆破事件(1988年、UKのスコットランド上空で爆破墜落。乗員16名、乗客243名全員と、巻き添えになった住民11名の計270名が死亡した。)が頭をよぎり、「これが一因では?」と言おうかとも思ったが、リビア大好きMの前では刺激的過ぎよう。まあ、カダフィも謝罪したことだし、と思って、そこは流した。
私:「リビアでビールは飲めるのかな?」
M:「飲めないよ。」
私:「イスラム教徒でないぼくも?」
M:「ああ。」
「自分の考えと相容れないものに対して寛容でないと、リゾートとして発展はできないよ。」とは、とても言えなかった。
Shiraz 2009年8月13日19時ころ~訪問
by uk_japan
| 2009-08-25 08:16
| Language Centre