30代後半という留学には遅すぎる年齢でOxford大学ビジネススクール(MBAコース)に留学した男の話


by uk_japan
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MBA合格までの道のり

ここで、Oxford大学サイードビジネススクールに合格するまでの道のりを書いておこう。

1.ビジネススクールに目を向けたきっかけ
ぼくが仕事をしている業界は、米国のロースクール(LLM)に留学する人が多く、自分でも、「いずれは米国のロースクールに留学するんだろうなぁ。」と思っていた。
だが、2006年5月、そのころ妻(当時は結婚前)がNYに短期留学していて、ぼくもNYに遊びに行った。妻は昼間学校に行っていたので、一人でNYをぶらぶらしていたが、大学の下見に行こうと思って、ビレッジのNYUに行ってみた。ふと目の前の建物に入ってみたら、それがNYUスターンビジネススクールだった。聞くと、授業見学などもできるというので、参加してみた。
理屈抜きで単なる直感だったんだけれども、楽しそうだな、LLMでなくMBAも良いかも、と思った。
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2.受験準備を始めた
2007年は、1月から12月まで慢性的に忙しく、勉強をする時間がほとんど取れなかった。2008年の1月になり勉強時間が取れるようになってきたし、さすがに今年applicationを出して来年から留学しないと年齢的に厳しいなと思い、TOEFLの試験を受けてみた。。点数は悪かったが、「今年applyしますよ。」と周囲に宣言するようになった。

3.GMATも勉強開始。
まだLLMかMBAか決断できず、MBAを目指すならGMATも受験しなければならない、という負担を考えるだけでも、TOEFLの点数が出ないだけに辛かった。でも、GMATを勉強しないとどうしようもないと思い、渋谷のAGOSに5月から通い始めた。
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4.TOEFL100点到達
8月、東京地区の会場を予約できず、わざわざ京都で受験したこの回、ようやく100点に到達。
職場の上司にも、「今年applyします。」と多少とも堂々と言えるようになってきた。
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5.金融危機
9月15日、リーマン破綻。この影響だろうか、10月に入ってから、めっきり仕事量が減り、これを機にGMATの勉強をまじめにやり始めた。

6.GMATとエッセイ準備
10月末に受けたGMATは、520点と箸にも棒にもかからない惨敗。まあ、Verbalをろくすっぽ勉強していなかったんだから、仕方ない。11月に入ってからはGMATのVerbalを集中的に開始。一方で、机に座ってGMATの勉強をする以外の時間は、エッセイのネタ出しを開始。ある程度、ネタが出てきて、エッセイは楽勝!などと思っていた。

7.GMAT
12月2日に受験したGMATで650点(Verbal34点、Math45点)。大学受験時代も数学は比較的得意だったのに、Mathで45点とは納得いかないが、Mathにはほとんど勉強時間を割いていないのだから仕方ない。この日、GMATの後で、AGOSのエッセイ・カウンセリング(日本人)を受けたが、エッセイのネタ出しは日本語の段階で、英語での文章作成を始めていないことを言うと、「早く英語で書け!」とのこと。また、「毎週1回はカウンセリングを受けろ!場合によっては週2回!」と言われたが、カウンセリングは1回約25000円。。。

8.エッセイ(だらだら期)
12月3日から、エッセイのネタ出しを真剣にやってみたが、わずかに進んだか進まないか、といううちに、クリスマスも過ぎた。12月26日に、AGOSでエッセイ・カウンセリング(米国人)を受けた。レジュメ、エッセイ1通を見てもらったが、あれこれ直せ!と言われるが、日本語で説明されても微妙な直し方は伝わりにくいのに、英語で説明されてもまるで分からない。。しかも、年末年始、AGOSは休み。呆然として帰宅。

9.エッセイ(集中期)
第2タームのデッドラインは、ケンブリッジ大学の1月7日、オックスフォード大学の1月15日、NYUの1月16日と続き、ほとんど時間がない。
①日本語でアドバイスを受けられ、②メールでアドバイスをもらえ、③年末年始もアドバイスを貰えるところはないだろうか、と思ってたどり着いたのが、LSE卒業のK君から紹介されたビジネスパラダイム。12月27日、京王プラザホテルでの面談。辛らつなおばさんだったが、ぼくはこういう人を頼りがいがあると思う傾向がある。早速申し込んだ。
12月28日から、朝から晩までどころか、一日2,3時間の仮眠以外はずっとエッセイを書くという日々が始まった。ドラフトを書いてはビジネスパラダイムにメール送信、コメントをもらっては書き直し。とくに、1月7日のケンブリッジ大学の出願までが地獄のような日々で、妻を完全に巻き込んでしまった。
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10.再び仕事モード
NYUに提出した翌週から、見計らっていたかのように仕事が増え始めた。1週間ずれたら、ケンブリッジ、オックスフォード、NYUの3校の出願はできていなかったに違いない。

11.インタビュー
1月28日にオックスフォードから書類審査合格通知をメールで受領、2月14日にケンブリッジ大学から書類審査合格通知をメールで受領。
3月6日にオックスフォード、3月9日にケンブリッジのインタビュー。特にケンブリッジのインタビューは、8時30分集合で17時ころまでの長丁場。しんどかった。
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12.合格通知
3月11日にケンブリッジから合格通知受領。3月30日にオックスフォードから合格通知受領。
オックスフォードからのメールが来ているな、と職場を帰る直前に気づいたが、敢えて中身を見ずに帰宅。帰りのタクシーの中でついていたラジオから、英国の第二の国歌ともいうべきエルガーの威風堂々が流れていた。音楽を聴きながら、合格しているという気がしてきていた。

TOEFL、GMAT、エッセイの詳細については、また項を替えて、書いてみようと思う。

オックスフォード大学サイードビジネススクール合格まで 2008年1月~2009年3月30日
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by uk_japan | 2009-08-27 05:06 | MBA受験記