30代後半という留学には遅すぎる年齢でOxford大学ビジネススクール(MBAコース)に留学した男の話


by uk_japan
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

Customer Insight 消費者の行動観察

選択科目の一つ、Customer Insightでは、8回の授業と平行しながら、グループワークを行っていく。
約6人で1つのグループを作り、各グループで何か飲み物を一つ選ぶ。そして、その飲み物についての消費者(学生)の消費行動を調査し、その調査に基づいて学生向けの新たな商品を提案する。
調査内容は多岐に渡り、①その飲み物に関する広告を集めて分析、②店や飲食店での消費者の行動観察、③一人の消費者に対し、その飲み物について約1時間のインタビュー、④消費者行動調査ウェブサイトを使って受講生の他のグループに対するアンケート等だった。
e0187521_1937289.jpg
私達のグループが選んだ飲み物はワイン。私は、仲間の一人と、店への消費者行動の観察に出掛けることにした。30分~1時間は店内にいて、5人くらいの消費者の行動パターンを観察しろというのがミッション。
仲間の一人と出掛けたのは、店の中で一人で他の客の行動をじーっと観察していたら明らかに不審者だが、誰かと一緒ならば多少はマシだろう、という考えによる。
最初は、スーパーマーケットのSainsbury’sへ。学生風の人が何人か来てはワインを買っていく。何と何を手に取り、何に目を向け、どれくらい時間をかけ、何を選んでいったか、観察する。まあ、スーパーマーケットであれば、店員が常にワインコーナーの前にいる訳ではないので、観察も容易。
e0187521_19374550.jpg
次の店は、ワイン専門店のOddbins。オックスフォードの中心地だけで2店舗。1km強離れたSummer Townにもさらに1店舗を有する。店の広さはいずれも約30平米で店員は2人。常にお客さんがいる訳でもなく、この店内で30分~1時間も居続けるのが難しい。まず、ハイストリート沿いの店に入り、約10分滞在して1組の客の行動を観察したが、もう限界。これ以上、店内にいて客の行動を観察していたら明らかに不審者。仕方なく店を出る。
まあ、良いさ。Oddbinsは、オックスフォードの中心街にもう一店舗ある。Little Clarendon通りのOddbinsで観察を開始。やはり約10分滞在して1組の客を観察したが、またも限界。
e0187521_193923.jpg
しかし、2組の客を観察しただけではミッションを果たしたことにならない。そこで、向かいのアイスクリーム屋の窓際の席に陣取り、ワイン屋を見ながら、ワイン屋に客が入ったらぼくらも客を装ってワイン屋に入り客の様子を観察することにした。「あ、客が来た来た。それ行くぞ。」っていう感じだ。
e0187521_1940476.jpg
(↑このアイスクリーム屋から、向かいのワイン屋を見張っていた。)
そんな感じで、さらに2組ほどの客の行動を観察。ちなみにレポート用に写真を撮る必要があったのだが、携帯電話でさりげなくパチリ。
後で、写真を見直してみると、見つからないように撮ったせいか、ぶれていたりして、まともに写っていない。翌日、店をもう一度訪れ、店員の許可を得て、カメラでパチリ。最初から、店員さんに話をして消費者行動観察をすればよかった、というだけの話だった。

ちなみに、このOddbinsで観察をした後、近くのワインバーbottegaにも行き、行動観察をしていたのだが、そこで気づいたことを幾つか。
e0187521_19403771.jpg
・ワインをボトルでオーダーしている人がほとんどおらず、グラスでオーダーする人ばかり。
・料理をオーダーする人はほとんどいない。ワインのおかわりもせず、1杯でひたすら友人と延々と話をして帰る。ほとんどイギリスのパブでの行動パターンと同じ。
・1人の客が落としていく金がせいぜい5~10ポンド。これで1時間ねばられると、1日の推定客数は約15人。5月に開店したばかりだが、経営の苦しいことが予想される。

2010年5月25日18時ころ~21時ころ
[PR]
by uk_japan | 2010-09-08 19:42 | MBA