30代後半という留学には遅すぎる年齢でOxford大学ビジネススクール(MBAコース)に留学した男の話


by uk_japan
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Matriculation (入学式)

日本の大学だと、普通、入学式があって、それから授業などについてのガイダンス、そして授業、という順番だろう。
だが、オックスフォード大学では(少なくとも、ビジネススクールでは)、9月30日(水)からInduction(いわばガイダンス)があって、10月12日(月)から授業開始、そして10月17日(土)にようやく入学式だ。

もう一つ日本と違うのは、カレッジ毎に行われるということ。日本の入学式は、学生が多くて全学一度に行えないならば学部ごとに行うだろう。だが、オックスフォードでは、Medicalの学生のMatriculation、Business schoolの学生のMatriculation‥というようには行わない。カレッジごとに行う。
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ついでに言うと、服装もちょっと変わっていて、sub fuscと呼ばれるガウン+帽子+ネクタイを着る。
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という訳で、10月17日(土)、Green Templeton Collegeに、sub fuscを着て向かった。
9:30集合で、写真撮影は11:00から。こんなに長く外で待たされたら風邪ひくよ。。(寒さに強いはずのロシア人学生Kも、翌々日の授業から風邪で3日間欠席。)

カレッジで集合写真を撮った後は、Sheldonian theatreでMatriculation。
Sub fusc姿でぞろぞろ街中を歩く。
途中、観光客らしき人から、「この服装をした人が多いですけれども、この服装は何ですか?」と尋ねられた。「今日は入学式なので、この学生の正装を着ているんですよ。」と答える。ついこの前までだったら、自分が、観光客の側の立場だったが、今は逆の立場で、少し気分がいい。
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式では、ラテン語でなにやらスピーチ。何だか意味は分からないが、オックスフォード800年の歴史の重みを感じ、有り難味がある。
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だが、後でイタリア人学生Eに聞くと、「ラテン語のスピーチも85%は意味が分かった。残りの15%は、発音がおかしくてよく分からなかった箇所。妙な発音でコミカルだったよ。」とのこと。
オックスフォードだからって、何でもかんでも有難がることないよね。気張らないでいきましょう。

Matriculation 2009年10月17日
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by uk_japan | 2009-10-26 12:27 | MBA
9月30日(水)から、ビジネススクールのInduction(導入)がスタート。ここから2週間は、ビジネススクールとカレッジそれぞれのInductionだ。
図書館などの施設の使い方、就職活動のためのサポート等々、スクールによる学生向けサービスの説明から、学生による活動の紹介まで、まあ、日本の大学で普通に最初の2週間くらいやっている内容とそう変わらない。
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ここで、Class of 2010の構成をざっと紹介してみよう。
学生数:244名
出身国:48カ国
男女比:7対3
GMAT平均スコア:685点
平均年齢:29歳
平均勤続年数:6年

ここから先は、Officialに紹介されたデータでないので、若干の間違いがあるかも知れないのだが、だいたいの国籍構成として:
米国:約70名
インド:約50名
インド以外のアジア:約40名
ヨーロッパ:約40名
といった所だろう。
ただ、香港、台湾、華僑を除く中国人が4人しかおらず、少なすぎでは??

米国のビジネススクールだと、diversityに配慮しているといっても、7割以上がアメリカ人だという。だから、米国人が中心になり米国人以外はどうしてもお客様になってしまうと聞く。でも、SBSは、国籍がばらけていて、どの地域出身者も等しくリーダーシップを取れそうな感じだ。
現段階の印象としては、①インド人は人数構成どおり目立っているが、②アメリカ人は(今のところアメリカ人同士固まっているためだろうか)人数ほど目立っている感じがしない。

日本人学生は7名。
医者、会計士、シンクタンク、政府系銀行、外資系銀行、外資系IT、弁護士(私)と職業も様々でいかにもビジネススクールらしい。
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Induction期間の後半、ビジネススクール内で猛烈に風邪が流行した。
Induction中のある日、屋根なしオープンのバスでOxford内のバスツアーがあったが、これも風邪流行の一因では??と密かに疑っている。

Induction 2009年9月30日~10月9日
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by uk_japan | 2009-10-17 10:55 | MBA

仮住まいからの引越

オックスフォードでは、所属カレッジの家族用アコモデーションの割り当てを受けていて、家については心配していなかった。
だが、どうやら9月下旬にならないと入居できないことが6月頃に判明。7月末からのPre-sessional courseの間どうしようか悩んでいたが、1学年上の日本人学生が海外プロジェクトで8月末までオックスフォードを離れているということで、又借りさせてもらっていた。

そうして8月末までの住居が決まって渡英したのだが、9月1日から下旬までの家は未定のままだった。
幸い、8月半ばには、別のカレッジアコモデーションを提供してもらった。ワンルームで狭かったし、キッチンが共同だったけれども、仮住まいだから仕方なかった。
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(↑狭いながらもコンパクトにまとまっていた)
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(↑9月の間住んでいた仮住まいの外観)
9月下旬から1年間住む予定の家に住んでいた1学年上のインド人家族が退去したのが9月16日。
カレッジのアコモデーション担当者Nは、清掃して壊れた所も完璧に直してから渡すから待っていてね、と言ってくれていた。
一体いつ入居できるのかメールで問い合わせても返答なし。
最初の頃は、(仕事が遅いとはいえ)一応この担当者を信頼していたものの徐々に苛立ってきた。
9月30日にビジネススクールが始まるので、船便の荷物をせめて28日には新居で受け取りたい。そう思って、設備の修理が終わってなくてもいいから、鍵を渡してくれ、そう言って、28日に新居に入った。
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(↑引越は22時過ぎまでかかった)
ああ、覚悟していたとはいえ、本当に修理されていない。。。
こんなことならば、早く入居して、徐々に生活準備をしながら、毎日のように文句を彼に言っていた方が100倍マシだった。
この担当者Nのことは、書けるネタがあるので、また回をあらためて書いてみたい。
一言で言えば、①無能で②気が小さいのに③(だったら、せめて一生懸命やればいいのに)仕事をやる気がなく④思いつきで嘘をつく。
ああ、どう頑張っても文句を一言で書ききれない。。

引越 2009年9月28日10時~22時
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by uk_japan | 2009-10-07 10:10 | Oxfordの日常

Alumini Weekend

9月25日(金)~27日(日)、Alumini Weekendというオックスフォード大学卒業生のための催しがあった。レクチャー、カレッジ見学から教授陣とのディナーまである。
在校生も参加可というメールを9月初頭くらい(だろうか)に受け取っていて、せっかくなのでレクチャーを2つほど予約していた。
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日本での仕事は法律関係で、その中では異端児としてビジネススクールでの勉強を志したはずなのに、予約したレクチャーは2つとも法律関係。それも、大学時代にゼミで取っていた国際法に関連した国際刑事裁判と、大学時代に興味を持っていた法哲学関係。
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(↑"War crime prosecutions"の会場、Keble College)
さらに、パンフを見ていて興味を持った、日本の政治状況についてのレクチャー"Why has Japan not had a female prime minister?"を、当日に追加で聴講。

各講義の感想を一言ずつ。
1."War crime prosecutions"
旧ユーゴ戦争犯罪に関する法廷の話、それもテクニカルな話が多かった。日本で開催したらガラガラだろうが、200人近い盛況。ユーゴは日本からは遠い国だが、英国にとっては近隣の問題なのだ。
2."Security and Liberty"
法哲学の中では一番キャッチーなテーマである安全のために自由をどこまで犠牲にできるのかという内容とはいえ、法哲学の研究者の話など、日本だったら閑散としているに違いない。だが、何故か300人くらいの会場が満員という大盛況。その点に、オックスフォードならではの知的関心の高さと、テロなどを経験しこのテーマには非常に関心が高い英国の実情を実感。
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(↑"Security and Liberty"の会場、Oxford Union)
3."Why has Japan not had a female prime minister?"
会場には約20人と非常に寂しい。8月30日の選挙結果から始まって、55年体制、自由民主党の歴史、日本の家制度など、相当に日本についての知識がないと分からないのではないか、という話が多かったが、会場からは質問も多く提起されて、皆日本についてよく知っている様子。そういう人しか来ていないとも言えそう。
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(↑"Why has Japan not had a female prime minister?"の会場)
3のレクチャーを追加聴講したのは、テーマもさりながら、レクチャーの場所がビジネススクールの中というためでもある。
やはり、よく知らない場所で難しい講義を受けるのは緊張しそうだから、その場所に慣れておいた方がいいだろう、という理由。
余談だが、大学受験の時は、会場で緊張しないように、試験会場となる建物の机で何度か勉強していた(今なら、セキュリティ上の理由で入れなさそう)し、司法試験の時は、会場となる建物で運営されていた答案練習会に出て会場の雰囲気に慣れるようにしていた。

4日後にビジネススクールのInduction(入学準備)がスタート。いよいよだ。

Alumini Weekend 2009年9月26日9:30~10:45、14:00~15:15、16:00~17:15
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by uk_japan | 2009-10-04 18:58 | Oxfordの日常

Dinner @ Green Templeton College

妻の父が出張の折にOxfordに来たので、どこで食事をしようかと考えていたのだけれども、いいアイデアが思い浮かばない。Oxfordにもフランス料理屋、イタリア料理屋はあるんだが、せっかく日本から来てもらったのに、がっかりされてしまっては、申し訳ない。
むしろ、大学内に知り合いがいなければ体験できない食事の方がいいだろう!と思って、私の所属するGreen Templeton Collegeのディナーを予約した。
当カレッジでは、水曜日にStudent-only dinner、木曜日に教授陣と一緒のディナー、金曜日はFormal Dinner(ブラックタイ着用)がある。まずは、まだ敷居の低そうな木曜日のディナーである。
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Dining roomのあるObservatory(天文台)に入ると、まずは、2階で食前酒を頂ける。しばらくすると、当カレッジの食事の責任者が食事の準備のできたことを知らせてくれ、1階へと階段を下りる。
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前菜、メインと頂いたのだが、どれも美味い。少なくとも英国に来てから食べた食事の中で一番美味い。その割に値段がリーズナブル(確か、カレッジの学生が8.5ポンド=約1400円、ゲストが9.5ポンド=約1600円)。
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ディナーを予約した時、ワインもサーブされること、白ワインと赤ワインが出されることを聞き、一杯ずつなのだろう、と思っていた。のだが、グラスが空になると注いでくれるので、(下品な言い方で)言うなれば飲み放題である。
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聞くところによると、他のカレッジは食事のひどい所が多いらしく、特に学部生と院生が一緒のカレッジは、食欲旺盛な若者向けに、単に火を通しただけの大きな肉、ゆでただけの(大量の)野菜、イギリスでは何故か常に大量に出てくるマッシュポテト、という非常にブリティッシュなメニューのところも多いらしい。
そんな中、当カレッジは、院生専用のカレッジのためだろうか、非常に素晴らしい。

大学の同期で、Oxford留学時(ハリーポッターのロケが行われたことでも知られ、Oxfordでも最も有名なカレッジの一つである)クライストチャーチカレッジに所属していた友人がいるのだが、渡英前会った時、「Green Templeton Collegeに決まったんだ。」と言うのが少し恥ずかしかった。
でも、次に会う時には、胸を張って、「Green Templeton Collegeは良かったよ!」と言えそうだ。

College Dinner 2009年9月17日19時30分~21時30分ころ
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by uk_japan | 2009-10-01 10:51 | Oxfordの日常