30代後半という留学には遅すぎる年齢でOxford大学ビジネススクール(MBAコース)に留学した男の話


by uk_japan
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前編でチームリーダであるAのことを「素直」と書いた。

1.「タイでリサーチしても良いかも。」と言ったら,「それは良い。冬休みにはモロッコに行こうと思っていたけれども、キャンセルしようかな。」なんて、目をキラキラさせながら言ってみたり。

2.その反面、メンバー獲得のためのEP market place(既にプランを決めたチームが、自分たちのプランをアピールして新メンバーを獲得する発表の機会)に出場する準備もせず、平メンバーの私が言い出さないと準備もしなかったり。

3.EP market placeの前にCommon roomで打ち合わせをしようと集まった。
第一声は、"Bad news…” 消費地の一つとして中国を考えていて、香港の人たちを勧誘しようと思っていたのだが、すでにグループを組んでいたことが分かったと言う。「中国市場をそんなに真剣に考えていなかったから、気にしない、気にしない。」ぼくらは、励ますしかなかった。

4.こういうプロジェクトにはmanagementの力が必要だけれども、ぼくも君もmanagementの経験がない、managementをできる人を取れたらいいね!と言っていた。
そうしたら、EP market place(既にプランを決めたチームが、自分たちのプランをアピールして新メンバーを獲得する発表の機会)で、彼が探してきたメンバーの一人が、前職である会社のmanagerだったとか。。。
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まあ、結局、このチームは1月上旬のチーム登録1週間前に瓦解してしまった。この失敗のおかげで、チームリーダーとしてやるべきことを(いささか反面教師的ではあるが)身をもって体験できた気もするし、いい思い出だ。
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by uk_japan | 2010-05-21 10:03 | MBA
MBAコースの特色の一つが「プロジェクト」だと思う。これは、数名でチームを作り、企業のための戦略を作成したりするもの。
Oxfordの場合、1月からの2学期(Hilary Term)でEntrepreneurial Project (EP) という、新規の事業プランを作るという課題が、3学期の後に、Strategic Consulting Project (SCP)という、企業のための戦略コンサルティングがある。
まずは、2学期のEP準備だ。

率直に言って、英語が苦手で交流ベタで、その割にはペーパーテストが得意という日本人(私はモロに当てはまる)にとっては、レクチャー+筆記試験より、こういう一筋縄でいかないものの方が圧倒的に苦手。
とはいえ、プロジェクトのような、筆記だけでは対応しきれないものを体験したくて、ロースクールでなくMBAを選んだのだから、楽しみで仕方なかった。

11月25日の、アドミによるEP説明会を前に、面白そうな企画に出会った。エチオピア系スゥェーデン人のAと授業で隣に座った時、休み時間に話し始めたら、EPで環境に配慮したエビ養殖のビジネスプランをやりたいという。
東南アジアに興味があり、東南アジア絡みのプロジェクトをやりたいと思っていた私としては、「エビ養殖といえば東南アジア」と言って東南アジアに引き込んでしまえ、と思い、「面白そうだ。一緒にやろう!!」と声をかけた。
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授業後、ランチを一緒に食べながら話をすると、彼は、海洋学者でエビ養殖に詳しく、エリトリアで実践したものの、失敗してしまったということだ。
理系にありがちなウブさはあるものの、だからこその(MBAには珍しいほどの)素直な性格で、一緒にEPをやれそうと思った。

エビの消費地は日本、エビの産地は(海岸線に恵まれ、消費地に近い)東南アジアだよ、という話を彼に刷り込んで、タイ人を巻き込もう、ということになり、タイ人Yを巻き込んだ。
エビ養殖の技術に明るいチームリーダー、養殖地のタイ出身者、エビ消費地の日本出身者、とメンバーも揃った。その上で、12月9日のEP market place(既にプランを決めたチームが、自分たちのプランをアピールして新メンバーを獲得する発表の機会)に臨んだ。

Entrepreneur Project 2009年11月下旬~12月9日
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by uk_japan | 2010-05-19 12:00 | MBA