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30代後半という留学には遅すぎる年齢でOxford大学ビジネススクール(MBAコース)に留学した男の話


by uk_japan
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メイドカフェ(Japan trekその15)

東京で外国人観光客に人気の場所といえば秋葉原。買い物は当然として、秋葉原ならではのところにも引率しようということになった。
日本人引率者のぼくらも、誰一人としてメイドカフェに行ったことは無かったので、予めH君がネットで調べておいた某メイドカフェへ。
メイドカフェ(Japan trekその15)_e0187521_6593243.jpg
(店内での写真撮影は禁止されていたので、店の外の写真だけ。)
メニューを見ると、うわっ、結構高いねえ。でも、ここまで来てブレンドコーヒーだけ(それでも500円)っていうのも、つまらないし。まあ、他のメンバーが「ぴぴよぴよぴよ♪ひよこさんライス」(つまり、オムライス)を注文しているので、有名な「萌え萌えきゅん」とかいうメイドさんのセリフは聞けるだろう。
ぼくは別メニューをと思って、「まっしろふわふわうさぴょんケーキ」を注文した。
メイドカフェ(Japan trekその15)_e0187521_701325.jpg
友人のところにオムライスが来たぞ。うわ~、本当に「美味しくなあれ、萌え萌えきゅん」とか言ってるよ。。。
と思っていたら、店内のステージでは、写真撮影会なるものが始まった。なんだか、お金を払って、チケットを買うと、メイドさんと一緒にポーズをとって写真を撮ってもらえるらしい。
ふと、「Cさま~」と呼ぶ声が。ぼくらのグループのMが悪乗りして、勝手にCの名前で写真撮影の注文をしたのだ。アメリカ人ながらとてもシャイな彼は、かぶり物は断りながらも、それでも、指でハートマークを作り、笑顔でカメラに向かって笑顔を作っていた。勝手に注文したMは、「Cの笑うのを初めて見た。」などと言っていたが。

しかし、このメイドカフェ訪問、外国人たちの間でも、引率したぼくらの間でも、不評だった。それは、値段の高さもあるが、最大の理由は、「気持ち悪い。」ということに尽きる。
グループで来ている客はしゃれで来ているからいいのだが、個人で来ている客は、メイドさんに、訳の分からない話をえんえんとしているし。会話になっていないだろ!!
外国人たちは、当然これらの会話の内容を理解できるはずもないのだが、雰囲気は感じ取ったみたいだ。

彼らの感想
感想①:来ている男たちが気持ち悪い。
感想②:メイドさんは幼いが、14歳くらいか?
(↑秋葉原でメイドを襲う事件が起きた時のニュース。「メイドファン」達のコメントに注目。)

秋葉原の某メイドカフェ 2010年4月2日17時ころ訪問

追伸:以下は、法律にアレルギーが無くて、かつ、物凄く暇な方のみ、お読みください。(仕事として行ったリサーチではなく、物凄く雑に短時間で調べただけですので、正確性は保証しません。)

メイドカフェって、風営法の許可は要らないんだろうか?
「待合、料理店、カフエーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業」(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律2条1項2号)にメイドカフェが該当するならば、「風俗営業」に該当し、許可が必要と思われる。
では、「接待」とは何か?
ここで、「接待」とは、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすことをいう(同法2条3項)のですが、これだけでは、基準にならないですよね。施行令・施行規則には記載がないので、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について」を見てみましょう。
‥‥‥
3 接待の判断基準
(1)談笑・お酌等
特定少数の客の近くにはべり、継続して、談笑の相手となったり、酒等の飲食物を提供したりする行為は接待に当たる。
これに対して、お酌をしたり水割りを作るが速やかにその場を立ち去る行為、客の後方で待機し、又はカウンター内で単に客の注文に応じて酒類等を提供するだけの行為及びこれらに付随して社交儀礼上の挨拶を交わしたり、若干の世間話をしたりする程度の行為は、接待に当たらない。
(2)踊り等
特定少数の客に対して、専らその客の用に供している客室又は客室内の区画された場所において、歌舞音曲、ダンス、ショウ等を見せ、又は聞かせる行為は接待に当たる。
これに対して、ホテルのディナーショウのように不特定多数の客に対し、同時に、踊り、ダンス、ショウ等を見せ、又は歌若しくは楽器の演奏を聞かせる行為は、接待には当たらない。
(3)歌唱等
特定少数の客の近くにはべり、その客に対し歌うことを勧奨し、若しくはその客の歌に手拍子をとり、拍手をし、若しくはほめはやす行為又は客と一緒に歌う行為は、接待に当たる。
これに対して、客の近くに位置せず、不特定の客に対し歌うことを勧奨し、又は不特定の客の歌に対し拍手をし、若しくはほめはやす行為、不特定の客からカラオケの準備の依頼を受ける行為又は歌の伴奏のため楽器を演奏する行為等は、接待には当たらない。
(4)遊戯等
客とともに、遊戯、ゲーム、競技等を行う行為は、接待に当たる。これに対して、客一人で又は客同士で、遊戯、ゲーム、競技等を行わせる行為は、直ちに接待に当たるとはいえない。
(5)その他
客と身体を密着させたり、手を握る等客の身体に接触する行為は、接待に当たる。ただし、社交儀礼上の握手、酔客の介抱のため必要な限度で接触する等の行為は、接待に当たらない。
また、客の口許まで飲食物を差出し、客に飲食させる行為も接待に当たる。
これに対して、単に飲食物を運搬し、又は食器を片付ける行為、客の荷物、コート等を預かる行為等は、接待に当たらない。
‥‥
危なそうなのは、1、3と4かなあ。
1だと、あくまで、客の話に付き合うのは、「社交儀礼上の挨拶を交わしたり、若干の世間話をしたりする程度の行為」ということなんですね。男性客は何度も通っている風で親しげに語りかけていますけど、「社交儀礼上の挨拶」ということです。はい。そういえば、メイドさんたち、常にカウンターの反対側にいて、客の側には来ませんね。これは、「特定少数の客の近くにはべり、継続して、談笑の相手となったり」に該当するのを防ごうとしているのでしょうか。
3ですが、メイドさんがオムライスを持って来る時に、「美味しくなあれ、萌え萌えきゅん」って一緒に言ってくださいね!って言っているけど、「美味しくなあれ、萌え萌えきゅん」は、歌じゃないからOKということか。
4は、メイドさんが客と一緒にゲームやったりすると,まずいということですね。

Wikipediaによると、過去、警察から風営法上の「接待」に当るとされたケースもあるようですよ。以下、引用。
‥‥
2005年10月には福岡県警がメイドの接客内容が風営法で規定されている「接待(客の接待をして客に遊興または飲食をさせる営業)」に当たるとし福岡市内のメイド喫茶2店舗に対して風俗営業の届け出を行なうよう指導、指導を受けた同2店が風俗営業の許可申請を行った。
by uk_japan | 2010-08-07 07:05 | Japan Trek