帰国前夜ホテルのスタッフに聞くと、クロアチア航空の出発に合わせたバスはあるけれども、Easyjetの便に合わせたバスの便は無いよ、という返事。
このスタッフは頼り無さげだったので、翌朝、別のスタッフに確認したところ、Easyjetの便に合わせたサービスはやはりあった。
旧市街のすぐ上、ケーブルカーの乗り場前にバス停があるという。

市内に入るときは普通のバスだったが、今回は6人くらいしか乗れなさそうなバン。乗れなかった人がいたけれども、もう一台、バンが迎えに来たのだろうか?


で、イギリスでメジャーなコスタコーヒーで、コーヒーを飲みながら、ドブロブニク空港で買ったバケットサンドとガトウィック空港で買ったサンドウィッチを食べたんだけれども、3時間前に買ったバケットサンドウィッチの方が断然、美味かった。さすがはイギリス。
(ドブロブニク旅行 完)
ドブロブニク→オックスフォード 2010年7月22日
ピレ門の脇から城壁めぐりをスタート。




城壁を一周 2010年7月21日12時30分ころ~14時30分ころ
行ってみると、店の中にいたのは日本人ばかり。入口の戸には、JCBのステッカーも貼られているし。。「地球の歩き方」に載っていたらしいので、皆、「地球の歩き方」を読んで来たに違いない。日本人は老舗好きなのか。。

ヨーロッパで老舗の飲食店といえば、ヴェネツィアのカフェフローリアンかローマのカフェグレコだろうか。それでも、それぞれ1720年と1760年。
ヨーロッパ最古の会社は、1369年に創業したイタリアのエトリーニ・フィレンツェ社(金細工メーカー)だという。有名どころだとエルメスの創業が1837年。老舗とは言うものの、当初の商品は馬具だから当初と今とは別の会社というに近い。ワインのシャトーは老舗が多いが、それでもボルドー最古のシャトーオーブリオンで16世紀というレベル。
中国は歴史が古いが老舗が少なく、北京や杭州のような歴史ある町でも、創業100年ともなれば老舗中の老舗と見られてしまう。
さて日本はというと、堺の「かん袋」は1329年創業。現在の屋号「かん袋」を命名したのは豊臣秀吉だという。こうも古いと、食べてがっかりと想像しがちだが、ここのくるみ餅は見た目以上に洗練されて美味い。

京都で古いのは、あぶり餅の「一和」が1000年創業。向かいの「かざりや」はやや歴史が短いがそれでも、1610年創業。
では、日本で、否、世界で一番歴史が古い会社は、というと、建設会社の金剛組は578年創業で1400年以上の歴史を有する(2005年の事業譲渡によりentityとしては別物といえるが、、)。四天王寺建立のために百済から渡ってきた渡来人が創業したという。
何故、日本はこれ程までに一つの事業を続けるのだろうか。この諸外国と日本の違いはどこから生まれてきたのだろうか。
オックスフォードで学ぶ中国人の学生によれば、中国人は儲からなければ業態をどんどん変えていくのだと言う。そして、MBAで学ぶ理論によれば、儲かる事業を残し/付加し、儲からない事業を切り捨てていくことこそ、是とされる。
日本では、会社の目的が儲けることよりも、公共的価値を提供することにあるように見える。(儲けることに重きを置かない姿勢は江戸時代の石門心学に由来するのだろうか?)アングロサクソンの人々に言わせれば馬鹿げているのだろうが、愚直なまでに事業を守るからこそ、法隆寺建立の技術がいまだに守られているのも事実。
マラ・ブラーチャ薬局(Ljekarna Mala braća)訪問 2010年7月21日12時ころ


少し早いが、夕食に。




街歩き+夕飯@Proto 2010年7月20日16時ころ~20時30分ころ
旧市街を歩きながら、城壁をくぐって旧港の桟橋の前にあるLocanda Leskaryaで昼食。



Locanda Leskarya 2010年7月20日15時ころ~
ただのリゾートならどこでも楽しめる。ドブロブニクでは旧市街の街歩きを楽しみたかったので旧市街から近く、しかも旧市街を望めるGrand Villa Argentinaを選択。ホテル予約サイトAgodaを通じて2泊520.04米ドル(さらに過去のポイントで25米ドルの値引き)で予約。





このホテルの売りは、そういうところではないのだろう。まず、旧市街から徒歩10分弱と近く夜まで旧市街でゆっくり楽しめるアクセスの良さ。そして、レストランから旧市街がばっちりと見える景色の良さ。ホスピタリティも悪くなかったし、かなり満足。
Grand Villa Argentina 2010年7月20日~22日
チェックインカウンター周辺は、夏ということもあってか、20代前半の旅行客で大混雑。スペインのイビザ島へ行く便もあるし、彼らの多くはイビザに行くのかも。

あっという間に、ドブロブニクの空港に到着。

平地の乏しい地形のせいか、空港からドブロブニクの町までは20km以上ある。ロンドンや東京のような大都市ならともかく、地方都市にしては空港が町から遠い。かといって、公共交通機関が発達しているわけでもない。ちょっと中途半端。タクシーだと1人3000円くらいなので、バスで町に入る。

オックスフォード→ドブロブニク 2010年7月20日